職名 | 助教授 |
最終学歴 | Doctor of Philosophy (Ph.D.,哲学博士) in Computer Science, The University of North Carolina at Chapel Hill, Department of Computer Science. [ UNC-Chapel Hill] |
学位 | Doctor of Philosophy (Ph.D.,哲学博士) in Computer Science, The University of North Carolina at Chapel Hill. |
専門分野 | 3次元コンピュータグラフィクスとCADに関連する分野です.
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研究の位置付け |
マルチメディアと言ったとき,今までは文字文書,音,2次 元静止画像,および2次元動画像を指していました.最近の私の研究は,3次元 グラフィクスに対して1人前のメディアとして必要な操作を一そろい用意する ことを目指しています. 私の研究は,たとえば,3次元モデルのもつ各種の属性,た とえば形や色などに対し,入力,出力,編集,内容による索引付け,検索,格納,転送(通信),圧縮,要約,著作権管理,などの操作を用意することを目 指ています.これらの操作は,古くからある文字文書に対してはほぼそろって いるますが,2次元静止画や2次元動画,あるいは音声などにおいてはまだまだ 不充分です.ましてや3次元グラフィクスにおいてはさらに未熟なのです. なかでも,最近は,3次元モデルをその内容,特に3次元の形に基づいて比較し,解析し,分類し,検索する研究を行っています.我々のグループの検索アルゴリズムは3次元モデル検索の国際コンテストSHRECにおいて何度も上位に入っています. 以前は,VRMLなどの3次元のポリゴンメッシュあるいはCADで用いられるNURBS曲面・曲線に電子透かしを入れる研究,カーナビなどに使われるベクトル型2次元電子地図に電子透かしを入れる研究,3次元形状モデルをその形の類似性で検索する研究,3次元形状を4次元空間で補間してモーフィングする研究,PDAや携帯電話などのモバイル情報機器の為の入力デバイスの研究,等を行ってきました.3次元形状モデルやベクトル電子地図に電子透かしを入れる研究は,いずれも世界で初めての研究です. また,それ以前,1990年代には,North Caroilna大学において,Henry Fuchs教授の指導のもと,(世界初の)ビデオシースルー頭部搭載表示装置(Video See-Through Head Mounted Display)を用いた医療応用を狙ったAR(拡張現実,Augmented Reality)システムの先駆的な研究を行いました. 研究内容について,詳しくは
論文リストを参照してください. |
所属学会 | 情報処理学会(IPSJ) グラフィクスとCAD研究会,日本ソフトウェア科学会(JSSST), ACMSIGGRAPH (ACM日本支部), IEEE, IEEE Computer Society ( IEEE東京支部), 画像電子学会, 映像情報メディア学会. |
研究業績 |
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教育の位置付け |
授業の内容を理解するには自分で問題を解くことが重要であるので,宿題や演習を通して理解の度合が高くなるように心がけている. |
学部担当授業科目 | 計算機アーキテクチャII, 組み込みシステム,科学技術英語演習,情報と職業.. |
大学院担当授業科目 | 意味的マルチメディア処理特論(関口先生とリレー授業) |
他大学での授業科目 | コンピュータリテラシ(東京工業大学)(1998〜1999) 物理モデリング(法政大学情報科学部)(2003〜) |
その他の活動 |
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